釣果情報

8月6日(金)N様の釣果情報です。

8月6日河口湖釣果情報-正体不明のビックバイト!-
 
 飽きもせずギル相手に大人げない釣りをしたくて河口湖へ
行ってきました。
 今回は
・マグシールドラインローラーキャンセラーの作動確認
・超精密組をしたセルテートのアタリ付け
・空調服の効果確認
と、つらつら書いていますが要はいっぱいギルを釣りたい!が
メインテーマです。
 
 5:00から釣り開始です。
まずはロイヤルワンドと大池エリアから。
前回に比べ水が減っているかと思いきや、増えてる!?
+30cmくらい? いずれにしろ前回より更に釣りが出来る
所が少ないです。
 ブレイクが遠くなっているのでまずは2.2gのスプーンから
スタート。 
苦戦を覚悟しまいたがロイヤルワンドの外側でバタバタと連チャン。
「意外といけるかも?」とウキウキしていましたが陽が昇った
ところで時合終了。
太陽が真向いなので日差しが痛いです。
 日差しを避けるため山側に移動。・・・が駐車場が閉鎖中。
がけ崩れの恐れがあるそうです。
Uターンして戸沢センター外側エリアで再開です。
 珍しく午前中から風が吹いているせいかアタリが多いです。
サイズが小さそうなので1.5gのスプーンで釣っていくと連チャン!
ジェットスキーやモーターボートの引き波が入ると魚がアホになります。
カラーローテで数を伸ばしますがスレ切ったのかアタリが
遠のきました。
 今日は風の当たるエリアが調子が良さそうなので風向きから
足和田のフライ専用エリアの外に入り、一投目に「ズドン!」と重い
アタリ!差し込むような引きでドラグが一気に出てウィードに
潜られました。何とか引きずり出そうとしますがXULロッドでは
どうにもならず無念のラインブレイク・・・(ごめんよー)
 気を取り直して前回連チャンした漁協前に行きます。
葦の脇をスプーンが通過したところでひったくるようなナイスな
アタリ!同時にジャンプ!右へ左へ走られまくり、上がってきたのは
ネイティブバス君。むっちゃ綺麗です。
子ギルを数匹追加しますが増水で思うように引けません。
 眠気に勝てず大池駐車場で仮眠。
 15:00に再開。朝調子が良かったエリアを撃っていくと
ポツポツ釣れます。たまに黒ギル※1が混じり数を伸ばしていきます。
ここでまたも謎のビックバイト!今度は何とか浮かせようとしますが
岩にこすれる嫌な感じ、と思ったらラインブレイク・・・。
 ニゴイ?デカギル?バス?正体不明です。
その後は着水ヒットが続き、手前では全くアタらず。
替えスプール(PE0.2号)で飛距離を伸ばすことで何とかヒットを
続けさせて18:30に釣り終了。最終釣果は53匹でした。
むー・・・100匹超えには程遠いです。
 タックルやラインシステムはまだまだ改善の必要がありますね。
 次回は9月にウェーダー持ち込んで再挑戦予定です。
 
画像はカッコいい黒ギルと美しいネイティブなバス君。
 
*1
 黒ギル 岩礁エリアに長く居着き、ウィードやコケに依存しない
ちょっと珍しいギル。スレートグレーバックが特徴で凄くかっこいい。
藻ギルと生態は一緒。当然、魚としての種は変わらずです。
 
 
本日のオマケ
 
・マグシールドラインローラーキャンセラー
 13セルテートのザイオンローターに搭載された
マグシールドラインローラー(以下ML)を10セルテートの
ラインローラーユニットに入れ替えるためのオリジナルスペーサー。
なお10セルテートラインローラーは
ポン付けが出来ません。アームごと移植も出来ません。ワッシャー
かませると回らなくなります(# ゚Д゚)
 頭にきたので作りました(回転と共に財布が軽くなる)
MLはオイルを抜こうが磁石を取ろうが回転は良くないです。
*ラインローラーの回転目安は2gの荷重で回転するのが
某メーカーの基準値だそうです。2500番とかは素で良いけど
極細PEやら1gスプーンをトラブルなく使うには0.5g負荷で
回るのが理想的です。ここは機械的改良(移植)とベール⇔カムの
芯出し調整が必要。 
エアベールは構造的にちょっとシビアだけど調整をきちんとすると
「ベール下がり」予防になります。
 
・空調服
 Amazonで6000円で購入。バッテリーは50%出力で8時間もつ、
らしいですが6時間はもちませんでした(まあ、想定内)
 シーブリーズ&冷感ウェアと組み合わせると無敵モードになります。
バッテリーが切れるとただの長袖。当然暑いです。
山上湖なら無くてもいいかも。平野部向け?機会があったら霞の
ナマズゲームで検証したいですね。
 
ギルを根こそぎ刈り取る無敵のスプーン
 フォレストのMIU。1.5gと2.2gをシルエットで使い分け。
早巻き、遅巻き、フォーリング何でもOK。 
 化粧(ティンセルフックとか)してもローリングスイベル付けても
8lbラインとかでも泳いじゃう懐の広さと投げて巻いていれば
釣れるイージープレイが大好きな私との相性◎
マイクロスプーンでサイト、とかも可能性はあるけれどそこまで
フィネスにするなら私はフライを振ります。さもなきゃ
飛ばしウキ+毛ジグ?←これやると後戻りできなくなりそう(笑)

7月19日(月)N様の釣果情報です。

7月19日河口湖釣果情報-ハプニング続出の葉っぱロッドセッティング‐
 
 梅雨も明け、いい感じに増水したであろう河口湖でガイドセッティングを
兼ねてギルさんと遊んできました。
 事前情報ではでっかいギルがいるとのことで朝からわくわくです。
 
 5:00から釣り開始です。
朝は空気もひんやりしていてとても気持ちがいいですね。
ただ無風べたなぎ&虫のハッチがほとんどないので表層に魚の気配が
ありません。 うーん、少しレンジが下かな??
 ロイヤルワンドから釣り始め、大橋方向に向かって歩いていきますが
増水の影響で本来岸のはずの所が冠水していてなかなか前に進めません。
JB桟橋で3匹、大橋下で2匹、何れも手のひらサイズのギルがヒット!
愛らしい瞳、美しい背中、いや、むっちゃ可愛いです。
 バットガイドの位置が決まったのでスレッドを巻きセルロースで固めて
釣り再開です。
 とりあえず状況がよくわからないので片っ端から回ります。
まずはさかなやワンド。桟橋に付いているかと思いきや、ほとんどいないです。
たまに見かけるのは3、4匹前後のスクール。でも食い気が全く無し。
 見切りをつけて西湖放水路へ向かいますが流石夏の鉄板ポイント。
先行者多数でどこも入れずに隣のエリアの足和田のウィードエリアを探るも
不発。嫌な予感しかしない・・・。
 ブレイクの近い桑崎エリアで交通事故的に1匹ヒット。が、続かず。
本命の戸沢センターエリアに期待を寄せて撃っていきますが魚の気配ゼロ。
 うーん、水の動きが少ない方がいいのかな??、ということで畳岩を
見に行くと、おお、いっぱい浮いてる♪ 1.5gスプーンで狙い撃ち。
バンバン釣れます。 アタリが遠のいたらカラーを変えると再び連チャン。
 たまに子バスも混じり中々いい感じですがお昼を回ったあたりから急に
魚が沈み一気に魚ッ気がなくなります。
 ベリーのガイドを巻き直しながら渋い時間帯をどうやって過ごすか頭を
ひねります。 魚は水の動きが少ない&縦ストが肝っぽい。風が多少当たる
と食い気が出るようなので足和田エリアの葦攻めに決定。
問題はひざ下くらいまで水に入らないとポイントにたどり着けないこと。
靴は普通のスニーカー。気にせず突入←アホです(笑)
 葦のポケットをそっと覗くとウジャウジャいる♪スプーンを通すと
次々ヒット!ここでも面白いように釣れます。  写真でもとりますかね、
とポケットに手を突っ込んでハッと我にかえります。
おぉ・・・がっつり水没してる( ゚Д゚) 普段は完全防水のデジカメですが
今回に限って・・・。 落ち込みますが、まあ仕方ない。頭を切り替えて
次のポイント、漁協前に移動します。
 流れ込みは水がしっかり動いていて小さな魚がたまにヒラ打っています。
そっとスプーンを通すとヒット!上がってきたのはオイカワ、ではなく
アマゴ( ゚Д゚) 河口湖初フィッシュです。
 ボート屋を通り過ぎて大石方向を探っていくとたまにデカバスが岸をフラフラ
まわってきます。私の魚ではないので無視(笑)  ひたすらギルを掛けていくと
何と岸際でデカバス君が掛けたギルをパクっ!あっけにとられた瞬間に
バス君、沖に向かってダッシュ!ドラグが悲鳴をあげ、ガイドが飛び、
ブランクがありえない曲がり方をします。折れる、折れる!勘弁してー!
反射的に竿を水平にしてラインのテンションを抜くとバス君エラ洗い!
盛大にドバドバ!×3 何のラッキーなのかエラ洗いで浅瀬に乗り上げて
バス君がビタンビタンしています。アホでよかった・・・。メジャーも
無いので手尺で測ると50チョイ超え。 これってルアー?餌?そもそも
釣ったと言えるのだろうか・・・。複雑な気分だけどルアーロストせずに済んだ
ので優しくリリース。
 時間は17時。最後はロイヤルワンドの外側のシャローで遊びます。
夕マズメ効果で飽きない程度にポンポン釣れて19:00にタイムアップ。
・バス1匹
・ニゴイ1匹
・アマゴ1匹
・ギル38匹
 
 葉っぱロッドとはなんぞ?という人のためにちょっとだけ解説。
その昔、コングに出入りしていた井上君という好青年が葉っぱでバスを釣った、
という話に衝撃を受けて、それならば葉っぱを投げるための竿を作ろう、と
生まれたいわくつきの竿です。初代葉っぱロッドからソリッドティップ仕様に
なったりチタンティップを積んだり、フルソリッドになったりモデルチェンジを
重ね、今回5世代目「葉っぱロッドFine」に到達しました。 
 葉っぱロッドの本質は「草を投げること」であり魚を釣るのはあくまで
二次的なものです(まともな人はこの段階で付いていけない)
 
 そして歴代の葉っぱロッドは一貫して「理不尽と不条理」を旨としています。
・バイトはしっかり弾くが掛けにいけるほどの切れ味がない
・重心移動より固定重心の方が飛ぶ
・軽いものほどよく飛び、重いものほど飛ばないガイドセッティング
・フッコが寄せられるのにギルにのされる謎のベンディングカーブ
・高い折損強度と絶望的に低いバットパワー
・どのジャンルにも使えない高い「非汎用性」
・コストパフォーマンスを徹底的に無視した無駄に高いコスト
等など 
 
Fine=終わり(音楽記号でフィーネと読みます)
これが葉っぱロッドの完成形、ではなく私の貯金が飛ぶように無くなっていくので
「もう作るの止めよう」の意味です(笑)
 
 既存のXULの方向性を根底から覆し、ただ草を投げることだけを目的とした
葉っぱロッド。(もう、大半の人が付いていけない)
 井上君の「草投げてバス釣りました!」という声がなかったら決して生まれなかった
シリーズは今作で完結しました。
 
 井上君、ありがとう!君のおかげでどうすれば竿がダメになるかを真剣に学べました。
たまにはお店に遊びに来てね。
 

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