2014年12月

ボートシーバスガイドについて

ご来店のお客様からたびたびボートシーバスについてのご質問をいただくのでここでまとめてみました。

まずは「ボートシーバスガイド」の利点は
①とにかく釣れる!管釣り以上w(6月~9月は厳しいです。。。)
②バスタックルでOK!(6ft.前後のMLクラスのスピニングロッド&2500番のスピニングリール)
③ポイントまで連れて行ってもらえる。(当たり前ですが楽ですw)
④ハードルアーでガンガン釣れる!(魚が沈んでいる時はジグヘッドなど使う場合もあり)
⑤仲間で盛り上がれる!(基本チャーターなので気兼ねなく釣れる。)

反対に「ボートシーバスガイド」の欠点は
①船酔いする人は乗れない。(数回で慣れる人もいますが、湾内とはいえ結構「ウネル」日もあり)
②料金が少しお高め。(8,000円~10,000円ぐらい)
③段取りがわからない。(どうやって乗船の申し込みをしていいのかなど)
④出船できるかどうか天候に左右される。(特に風に影響されます。)
⑤釣れすぎて飽きるw(稀にそういう人もいます。)

次にタックルについて少し詳しく説明します。

上でも説明していますが基本バスタックルでOKです。
ロッドは基本6ft.前後のスピニングタックル、あまり長いと狭い船上ではトラブルのもとになりますし、ボートシーバスの場合、ロングキャストよりもアキュラシー優先の場合が多いので短めの選択になります。

リールはドラグ力を考慮して2500番ぐらいがいいと思います。
ベイトタックルでもいいのですがシーバス特有の急な突込みの際のドラグ性能はやはりスピニングリールのほうが対処しやすいですし、さらにナイトシーバスの場合は目標物までの距離感がつかめずライントラブルを起こすこともあるので注意が必要です。

ラインシステムについてですが基本PEライン(0.8号~1.0号)にフロロカーボンのリーダー(20lb.~25lb.)20cm~30cmぐらいとなります。
リーダーが短く感じるかもしれませんが、キャストの際、結束部がガイドに当たるのは気持ちのいいものではありませんので垂らしの長さ分ぐらいで充分です。

ルアーは7cm~13cmぐらいのシンキングミノー(サスペンドでも可)が基本となりますが、バイブレーション、メタルバイブ、メタルジグ(30g前後)、ワーム用ジグヘッド(1/2oz前後)、ペンシルベイト(対ナブラ撃ち用)などがあれば完璧です。
とはいえわざわざ新しく買い揃えなくても今お持ちのブラックバス用で充分です。
普段、買ったはいいが出番のないルアーたちはありませんか?是非そいつらに仕事をさせてあげましょう!

そのほか必要なものは
●レインウエア&ニーブーツ(雨でなくても移動中、波しぶきをかぶるので)
●フィッシンググローブ(素手だと背びれやエラで手が傷だらけになります。)
●プライヤー(口の上下が堅いのでバーブレスにしておくと外しやすい。)
●キャップ(つば付がGOOD!ナイトの場合でも逆光でキャストする場合があるので)
●ライト(ナイトゲームの場合)
●偏光サングラス(デイゲームの場合)
●ライフジャケット(持っていない場合は貸していただける場合が多いです。お問い合わせください。)

ガイドによってはシーバスだけでなく希望に応じてロックフィッシュや青物なども釣らせてくれるところもあるので相談してみるといいと思います。


ボートシーバスガイドの定員は一隻3名(船頭を除く)が基本となります。

料金体系はガイドによって1人8,000円~11,000円で2名から出船可能だったり、一隻20,000円~30,000円(乗船人数で割り勘)だったりとマチマチです。※当店がお世話になっている「スティラック&キトゥン号」さんは1人8,000円で2名から出船可能

所要時間は出船から帰着まで6時間(実釣4~5時間ぐらい)が基本でガイドによっては延長(別途延長料金が必要)可能な場合もあります。

最後に申し込み方法ですが、皆さんボートシーバスというと敷居が高いと思われがちですが電話一本で意外と簡単に申し込みができます。ほとんどが船頭さんと直通なので電話した際、乗船時間、乗船場所、釣り方など詳しく教えていただけます。(週末のガイドは早めの予約が必要な場合があります。)当店でも乗船手順などご案内いたしますので店長まで気軽にお問い合わせください。

東京湾は世界でも有数のシーバスのストック量を誇る海です。
ちょっとセレブな釣りですが、コツコツおこずかいを貯めて一度でいいのでチャレンジしてみてください。
かなりハマると思いますよ!
 

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