5/29(金)~5/30(土)N様の釣果情報です。

5月29日~5月30日東京湾奥釣果情報―見えてきた子キビレ攻略法-
 
 キビレの狩場がハイプレッシャー化してデカいキビレがコンスタントに釣れなくなり
ホトホト困って、セイゴと遊んだりアメナマと遊んだりしていましたが
ある日、天啓が降りてきました
「デカいの1匹釣るより小さいの5匹釣ったらいいんじゃね?」
 うん、確かにそれは私のスタイルです。
1匹のスズキより5匹のフッコ、5匹のフッコより10匹のセイゴ(笑)
 
 というわけで今年もパッとしないキビレ狩場へ足を運んでみました。
スタートは日が落ちきる19:00、上げ5分からのスタートです。
キビレ仕様に改造したマイクロクラピーMRを投げていくと開始30分ほどで
グン!とヒット!「おお、突っ込む突っ込む!楽し~!」
上がってきたのは25cmくらいの可愛い子キビレ。小さい魚体は美しいです。
その後1時間ほどかけてクランクを流していきますがバイト無し・・・。
 満潮近くになり水面が一気に賑やかになってきました。
あちこちでドバドバとボイル!・・・嫌な予感。
水面を照らすと・・・ああ、バチだー・・・。バチ食いモードになると一気に
釣りづらくなります。
仕方がないのでリップレスミノーで引き波を立てながら引いてくると竿をひったくる
ようなバイト!20mほど先でゴバゴバ暴れるので小さめのフッコかな?と寄せて
くると足元で突っ込む突っ込む!
水面に上がってきた魚は・・・海マルタ。目測40cmくらい。
「抜けるかな?抜けるかな?えい!抜いちゃえー」(くどいようですが竿はXUL)
草むらにぶち上げてボガグリップでキャッチして針を外してリリース。
 再開して再びガン!とバイト!同じく上がってきたのは海マルタ・・・。
遊んでくれるだけマシですが今回は子キビレの釣り方を検証するのが目的なので
クランクに戻してゴロタ周りを探っていきます。
たまにクン!とバイトが出ますがヒットには至らず・・・。
 無風、バチ抜け、潮止まり、月明かり煌々・・・。条件的には最悪です。
最初のストレッチに戻り今回の秘密兵器「マイクロテンヤ2g+オキアミワーム」に
変更。フルキャストして4カウントして2回シャクリ、2秒カーブフォールを繰り返して
いくとシャクった瞬間にグン!と魚の重みが乗り・・・ああ!外れた~!!
 針をチェックするとわずかに鈍ってます・・・うう、初歩的なミスだよー・・・。
その後もマイクロテンヤで攻めていきますがノーバイトのまま終了。
 
 時間は1時、このまま帰るのも癪なのでセイゴ釣り堀に顔を出しましたが
生命感ゼロ・・・。
 あえなく撃沈でしたが子キビレを狙って釣ることができたので収穫は色々ありました。
今回の絵はチビキビレ君とグラマラスな海マルタ、あとは完成した謎の竿とヒットルアー。
 
 こうやって釣果情報を出していますが見ている人からすると毎回釣ってるイメージを
もたれるかもしれません。
 が!釣果情報の3倍ボウズを食らったりしています。魚の絵が取れた時は
こうやって釣果情報を出しますが実際の釣行数からすると決して毎回魚が捕れる
わけではないのです。
 特に「子キビレを狙って釣る!」なんて情報やメソッドは皆無ですからとにかく手探り。
ウェイト変えたり、フックにティンセル巻いたり、針の太さも色々試したり・・・。
潮、風、月の明かり、トレースコースに巻き速度、ボトムコンタクトさせたり中層泳がせたり
とにかく検証することでいっぱいいっぱいなのです。
 だから今回のように中途半端に釣れると色々な情報が手に入り、検証材料が増え、
それが私の引き出しにつながっていきます。パラダイスまであともう少し!
・・・人がいない時間帯にやろう。釣ってるの見られたらまた潰れるし(苦笑)