5/11(月)~5/12(火)N様の釣果情報です。

5月11日東京湾奥&5月12日霞ヶ浦釣果情報 -折れるものなら折ってみろ!!-
 
 ゴールデンウィーク中は外に出ずに延々と竿を作っていました(ステイホーム?)
今回のお題は「真面目なセイゴのための竿」
面白いブランクが手に入ったのでこれをベースに色々と手を加えていきます。
・バスには柔らかい
・トラウトには固い
・メバルには突っ張り過ぎる
・アジにはだるい
表記はXULのソリッドティップ。どう調理しようかかなり頭を悩ませましたがこういう
ブランクは作り手次第で面白くなるのでかなり真剣に作りました。
グリップやらガイドやらあれこれ仕上げて今回は最終テストで、まずは湾奥で本命のセイゴ狙い。
次の日は霞ヶ浦でアメナマを相手にして強度テスト、という流れです。
 
 まずは湾奥から。
上げ7分の夕方からスタート。何やら水面がざわざわしてあちこちでバシャバシャとボイル!
水面を眺めていると・・・バチ!「え?バチ?」
 私、バチ抜けが超苦手・・・いや、ほんとにバチが抜けてたら釣りに行かないくらいバチ抜けが
苦手。理由は単純、人が多いから(笑)
バチ抜けの時だけシーバスをやる人もいるくらいバチ抜けは人間の活性が上がります。
ポイントは人だらけなのでバチが収まるまで晩ご飯を食べます。
潮が満ちきって下げに入るタイミングで釣り開始。
 先頭バッターは安定のミノーでテンポよく探りますがノーバイト・・・チェイスすら無し・・・。
たまーに水面がバシャっと割れるのでバチの影響がまだ残っているようです。
リップレスミノーに切り替えて水面直下を狙っていくとグン!とナイスなバイト!
水面にちらっと平べったい魚体が見えました。「キビレ?」にしてはあまり引きません。
上がってきたのはでっかいコノシロ。
 何回か釣っているけどこのサイズのコノシロは初めてです。
時合なのかコノシロが三連発!肝心のセイゴは沈黙ですがこれはこれで面白い。
コノシロからの反応も途絶え、時間だけが無常に過ぎていきます。
結局セイゴは釣れないまま0時でストップフィッシング。
 まあ、コノシロの小さい口にしっかり掛かっているのでセッティングとしてはボチボチ狙い通り。
 
 で、翌日は霞ヶ浦でアメナマ狙い。早朝はさすがにきついのでお昼過ぎから狙っていきます。
いつものポイントに入りますがアタリが全然ない・・・。たまにチクっと刺すようなアタリがでますが
フッキングが間に合いません。
 活性が低い、というよりは魚の絶対数が少ない感じ。
3時のおやつを食べてちょっとだけ仮眠。
4時から再開すると1投目からグン!と良いアタリ!おお、なかなか走る。やっぱり柔らかい竿だと
小さくても楽しー、と余裕をかましてファイト。・・・が上がってきたのは目測50cmクラスのアメナマ!
足元で何度か突っ込みましたが竿はまだ余裕(といっても、バットからぶち曲がり)
 写真を撮って再びボトムを狙っていくとまたまたナイスなアタリ!ぶち折るつもりで全開フッキング!
足元までは静かに寄ってきましたがここから猛烈な突っ込み!ドラグが唸りをたてて、こっちは竿を
立てることでいっぱいいっぱい。
と、いきなり止まりました。めいいっぱいまで竿を曲げますがビクともしません。
「根化けしたかー」と反対側に回って竿をあおると再びダッシュ!手首死ぬー(;・∀・)
何とか水面まで上げてボガグリップでキャッチ!重!
計測マットで測ると・・・59cm。うーん、さすがにこのサイズだとXULの竿じゃどうにもならないかー。
 日が暮れてそろそろ偏光グラス外そうかなー、と気を抜いた途端に竿先がフワっと軽くなり、
瞬間的にフッキング!トルクはないけどよく走ります。何と水面でテールウォーク(驚)
アメナマってテールウォークするんだーと感心しながらファイトして上がってきたのは40cmクラスの
レギュラーサイズ。抜いたら折れるかなー・・・まあいいや、抜いちゃえー(笑)
・・・普通に抜けました。
 この魚を最後にアタリも遠のいたのでストップフィッシング。
2日通しでやると流石にくたびれますね。でも良いデータが取れました。
次回は何を釣りに行こうかな。